ワカサギ釣りはどこでできる?初心者向けスポットと時期を解説

ワカサギ釣りはどこでできる?初心者向けスポットと時期を解説

ワカサギ釣りはどこでできる?2026年初心者向け地域別ガイド

こんにちは。ドコデキちゃんねる、運営者の「gen3」です。

冬のアクティビティとして大人気のワカサギ釣りですが、いざやってみたいと思っても、初心者の方はワカサギ釣りがどこでできるのか、具体的な場所や時期について迷ってしまうことが多いのではないでしょうか。特に2026年のシーズンは暖冬の影響で解禁日が変動している地域もあり、正確な情報を掴むのが難しくなっています。手ぶらで楽しめるドーム船があるのか、それとも本格的な氷上釣りが体験できるのか、目的によって選ぶべきフィールドは大きく異なります。この記事では、北海道から関西まで、各地の最新状況や施設の特徴を詳しく解説していきます。

チェックポイント

1.2026年シーズンの最新解禁状況と地域ごとの特徴
2.北海道や東北における氷上釣りの魅力と注意点
3.関東や関西からアクセスしやすいドーム船スポット
4.初心者やファミリーが快適に楽しめる施設の選び方

ワカサギ釣りはどこでできる?2026年版地域別ガイド

まずは、全国各地の主要なフィールドの状況をエリアごとに見ていきましょう。ワカサギ釣りがどこでできるのかを知るには、その土地の気候や釣り場のタイプ(氷上、ドーム船、桟橋など)を理解することが近道です。それぞれのエリアで全く異なる楽しみ方が待っていますよ。

ワカサギ釣りの時期はいつから?最新解禁情報

ワカサギ釣りのシーズンは、地域や釣り場の形態によって大きく異なりますが、一般的には秋の10月頃から春の3月頃までがメインシーズンとなります。しかし、「どこでも同じ時期に釣れる」というわけではありません。釣り場のタイプによって開始時期がズレるのがこの釣りの面白いところです。

タイプ別の解禁時期目安

釣り場タイプ 一般的なシーズン 特徴
ドーム船・ボート 9月〜10月頃から開始 湖が凍る前から楽しめる。山中湖や桧原湖などが代表的。
桟橋(ドーム桟橋) 9月下旬〜11月頃から開始 関西のダム湖に多い。安定していて揺れが少ない。
氷上穴釣り 1月上旬〜3月中旬 湖面の氷が安全な厚さ(約15cm以上)になってから解禁。

例えば、ボート釣りやドーム船であれば、湖が凍る前の10月や11月からスタートする場所が多いですね。紅葉を見ながらのワカサギ釣りもオツなものです。

一方で、湖面に張った氷に穴を開けて釣る「氷上釣り」は、氷が十分に厚くなる1月上旬から解禁されるのが通例です。自然相手のアクティビティなので、その年の冷え込み具合に大きく左右されます。

注意:2026年シーズンの傾向

近年は暖冬の影響により、氷上解禁の時期が遅れたり、期間が短くなったりするケースが増えています。特に今年は気温の変動が激しいため、お出かけ前には必ず各漁協や釣り場の公式サイトで最新の解禁情報を確認してください。

「せっかく行ったのに氷が薄くて立ち入り禁止だった…」なんてことにならないよう、事前のチェックは必須ですよ。気象庁のデータを見ても日本の年平均気温は上昇傾向にあり、冬のレジャー計画には柔軟性が求められています(出典:気象庁『日本の年平均気温偏差』)。

北海道で人気の氷上ワカサギ釣りスポット

「ワカサギ釣りといえば北海道!」というイメージを持っている方も多いですよね。北海道では、極寒の中で楽しむ本格的な氷上釣りが主流です。観光とセットで楽しめるスポットが多いのも特徴ですね。

道東エリア:観光も釣りも欲張るなら

特に道東エリアの網走湖阿寒湖は、観光地としてのインフラが整っており、レンタル用具も充実しています。

  • 網走湖:魚影が濃く、初心者でも数釣りが楽しめることで有名です。2026年は1月5日頃からの解禁が見込まれていますが、2月中旬には終了することも多いので、1月中の訪問がベストです。
  • 阿寒湖:温泉街がすぐ近くにあるので、釣りの後に冷えた体を温泉で温めることができるのが最高です。ここでは「あいすランド阿寒」として様々な冬のアクティビティと一緒に楽しめます。

札幌近郊エリア:アクセス抜群の都市型フィールド

また、札幌近郊であれば「しのつ湖(新篠津村)」や「茨戸川(札幌市北区他)」がアクセス抜群。札幌市内から車で1時間圏内なので、半日だけの体験といったプランも組みやすいですよ。

北海道の釣り場は基本的に「ビニールハウス」や「ストーブ付きテント」内での釣りになるので、外はマイナス気温でも中はポカポカ。ストーブがあれば意外と寒くありませんし、仲間とワイワイ楽しむことができます。

関東近郊でドーム船があるおすすめの場所

関東にお住まいの方が「ワカサギ釣りはどこでできる?」と探す場合、真っ先に候補に挙がるのが山梨県の山中湖でしょう。ここはドーム船のメッカとも言える場所で、多数の船宿がしのぎを削っています。

ドーム船とは、屋根と窓が付いた船の中で釣りをするスタイルのこと。暖房が効いていて、水洗トイレも完備されている船が多いため、真冬でも上着を脱いで楽しめるほど快適です。富士山を間近に眺めながら竿を垂らす時間は、まさに絶景のリラックスタイムですよ。

山中湖ドーム船の予算目安

・乗船料:4,000円〜4,500円程度

・遊漁料:600円程度

・レンタル竿:1,500円程度

合計で大人一人あたり6,500円〜7,000円ほど見ておくと安心です。

また、少し足を延ばして長野県の野尻湖もおすすめです。水深が30m以上と非常に深く、大型のドーム船でゆったりと釣りを楽しめます。水深が深いため、電動リールを使った釣りが主流になりますが、レンタルも充実しているので初心者でも最新機器を使った釣りを体験できます。上信越道の信濃町ICからすぐなので、雪道の運転が不安な方でも比較的アクセスしやすいのが嬉しいポイントですね。

関西から日帰りで行ける釣り場とダム湖

「関西には凍る湖がないからワカサギ釣りはできないのでは?」と思っている方もいるかもしれませんが、実は関西にも人気のスポットはいくつもあります。関西では自然の湖よりも、ダム湖や貯水池を利用した釣り場が主流です。

兵庫県の佐仲ダム(丹波篠山市)東条湖(加東市)は、大阪や神戸から車で1時間ちょっとで行けるアクセスの良さが魅力。ここでは「ドーム桟橋」と呼ばれる、湖に浮かべた長い桟橋全体をビニールハウスのように覆った施設で釣りをします。

  • 揺れない安心感:船ではないので波で揺れる心配がなく、船酔いが心配な方やお子様でも安心です。
  • リーズナブル:関東のドーム船に比べて、料金設定が少し安めなのも嬉しいポイント。気軽なレジャーとして定着しています。

奈良県の津風呂湖なども、関西のワカサギ釣りファンにはおなじみのフィールドですね。冬の関西は意外と冷え込みますが、ドーム桟橋の中ならストーブの熱で快適に過ごせます。

東北の氷上解禁と暖冬による影響

本州で本格的な氷上釣りを楽しみたいなら、東北地方、特に福島県の桧原湖岩手県の岩洞湖が聖地として知られています。

桧原湖は、秋はドーム船、冬は氷上釣りと、シーズンを通して楽しめる巨大なフィールドです。周辺にはペンションなどの宿泊施設も多く、泊まりがけで楽しむのに最適です。ドーム船の設備も山中湖に負けないくらい豪華で、食事のデリバリーサービスがある船もあります。

一方、本州一の寒さを誇る岩洞湖は、広大な氷原でのテント釣りが魅力ですが、ここ数年は暖冬の影響を強く受けています。氷の厚さが安全基準に達せず、解禁が見送られたり、解禁期間が極端に短くなったりすることがあります。2024年のように「解禁できず」という年もありました。

氷上釣りのリスク管理

東北の氷上釣りを目指す場合は、「もし氷上が解禁していなかったらどうするか」というプランBを考えておくことをおすすめします。近くのドーム船や、別の観光プランを用意しておくと安心ですね。岩洞湖に行く予定なら、必ず直前に公式SNSをチェックしましょう。

初心者はワカサギ釣りをどこでできるか目的別に選ぶ

場所の次は、「どんな体験がしたいか」という視点でワカサギ釣りがどこでできるかを選んでみましょう。初心者の方やファミリーであれば、釣果(どれだけ釣れるか)だけでなく、施設の快適さやサービスの充実度も重要な判断基準になります。

手ぶらで楽しめるレンタル完備の施設

初めてワカサギ釣りをする場合、道具をすべて買い揃えるのはハードルが高いですよね。竿やリールだけでなく、小さな針やエサ、ハサミなど、細かい道具が必要です。そこで重要なのが「レンタルタックル(釣り道具一式)」の有無です。

今回紹介した山中湖、網走湖、佐仲ダムなどの主要な釣り場であれば、ほぼ間違いなくレンタルサービスが完備されています。「手ぶらプラン」を用意している施設なら、竿、リール、仕掛け、エサはもちろん、場所によっては椅子やバケツ、魚を持ち帰る袋までセットになっています。

服装だけは自前で準備を!

道具はレンタルできても、防寒着や長靴のレンタルは行っていない場所が多いので注意が必要です。特に氷上釣りの場合は、スキーウェアやスノーブーツのようなしっかりとした防寒装備が必須です。「手ぶら」といっても、自分を守る服装の準備だけはしっかりとしていきましょう。

トイレや暖房完備で女性も安心なドーム船

女性や小さなお子様連れの場合、一番の懸念点は「寒さ」と「トイレ」ではないでしょうか。この2つの問題をクリアしたいなら、迷わず高規格なドーム船を選びましょう。

特に山中湖や桧原湖の大型ドーム船は、非常に快適に作られています。

  • 水洗トイレ完備:船の中に綺麗なトイレがあるのは最大の安心材料です。わざわざ寒い外に出て陸上のトイレに行く必要がありません。
  • ポカポカ暖房:大型ストーブやファンヒーターが稼働しており、室内は20度近くになることも。薄着で釣りを楽しめます。
  • 電子レンジ・ポット:お弁当を温めたり、カップラーメンを作ったりできる船もあります。Wi-Fi完備の船まで登場しています。

「アウトドアは苦手だけど釣りはしてみたい」「汚いトイレは絶対無理」という方には、まさにうってつけの環境ですね。まるで湖上のリビングのようです。

釣った魚を天ぷらにして食べるならここ

釣りの醍醐味といえば、やっぱり「釣って食べる」ことですよね。特に釣りたてのワカサギの天ぷらは、臭みが全くなく、フワフワで絶品です。しかし、家に持ち帰って油の処理をするのは面倒…という方も多いはず。

そんな方におすすめなのが、その場で天ぷらサービスを行っている釣り場です。

例えば北海道の阿寒湖では、釣り場(あいすランド阿寒)に隣接するレストランで、釣った魚を有料で天ぷらに調理してくれます。揚げたてサクサクのワカサギを、氷の世界を眺めながら食べる体験は、何にも代えがたい思い出になりますよ。

関東や関西のドーム船エリアでも、提携している近隣の飲食店やドライブインで調理してくれるサービスを行っている場合があります。予約時に「釣った魚を食べられるお店は近くにありますか?」と聞いてみるのが良いでしょう。自分で調理器具を持ち込むのは禁止されている場所がほとんどなので、お店を利用するのがスマートです。

氷に穴を開ける本格的な体験ができる場所

「ドーム船もいいけど、やっぱりテレビで見るような、氷に穴を開けて釣るやつがやりたい!」という冒険心あふれる方もいるでしょう。その場合は、やはり北海道全域、福島県の桧原湖、群馬県の赤城大沼などがターゲットになります。

氷に専用のドリルで穴を開ける作業は、想像以上に重労働ですが、それもまた楽しみの一つ。「ゴリゴリ」と氷を削り、水面が見えた瞬間の達成感は格別です。そして、自分で開けた穴から魚が釣れた時の感動はひとしおです。

初心者は「設営済みテント」がおすすめ

氷上で楽しむなら「テント」が必須になりますが、強風の中でテントを立てるのは初心者には至難の業です。多くの釣り場では、あらかじめテントが張ってあり、穴も開いている「設営済みプラン」を用意しています。最初はそういったプランを利用するのが、安全かつ手軽で賢い選択かなと思います。

子供連れファミリーにおすすめの釣り場

お子様連れの場合、「子供がすぐに飽きてしまわないか」「安全に楽しめるか」が気になりますよね。そんなファミリー層には、関西のドーム桟橋や北海道のレジャーランド併設型釣り場がおすすめです。

ドーム桟橋は足場がフラットで安定しており、柵がある場所も多いため、落水の危険性が低く安心です。ベビーカーで入れる場所もあります。

また、北海道の「あいすランド阿寒」や「網走湖」のように、会場内でスノーモービル、バナナボート、ソリ遊びなど、釣り以外のアクティビティが充実している場所なら最強です。もし子供が釣りに飽きてしまっても、「じゃあ次はソリ遊びしようか!」とすぐに雪遊びにシフトできます。

「釣れなくても楽しい」という逃げ道を用意しておくことが、ファミリーでのワカサギ釣りを成功させる秘訣かもしれません。

自分に合うワカサギ釣りがどこでできるか探すコツ

最後に、自分にぴったりのワカサギ釣りがどこでできるかを見つけるためのまとめです。以下の表を参考に、自分のスタイルに合った場所を選んでみてください。

重視するポイント おすすめのスタイル・場所
快適さ・トイレ・暖かさ 山中湖、桧原湖などの「大型ドーム船」
非日常・冒険感 北海道、岩洞湖、赤城大沼の「氷上穴釣り」
手軽さ・安さ・船酔いなし 関西や都市近郊の「ドーム桟橋」
ファミリー・子供連れ 雪遊びもできる「観光地併設型フィールド」

ワカサギ釣りは、場所によってスタイルが全く異なる奥の深いレジャーです。「ワカサギ 釣り どこで できる」と検索して出てきた情報を鵜呑みにせず、必ず「自分の行きたい時期に営業しているか」「レンタルはあるか」を公式サイトで確認してから計画を立ててくださいね。

しっかりと準備をして、2026年の冬は最高のワカサギ釣りデビューを飾りましょう!