金インゴットどこで買う?手数料と安心で選ぶおすすめ購入先
こんにちは。ドコデキちゃんねる、運営者の「gen3」です。
昨今の世界情勢や円安の影響で金価格が高騰し、「資産を守る手段」として現物のインゴット(金地金)に興味を持つ方が急増していますね。
ただ、いざ購入しようと思っても、「金 インゴット どこで 買う」のが正解なのか、初めてだと迷ってしまうことが多いのではないでしょうか。
「田中貴金属や三菱マテリアルといった大手地金商なら絶対に安心なのか?」
「手数料の安い日本マテリアルを選ぶと、品質や売却時に不利になることはないのか?」
「1kgバーを買うべきか、100gバーを複数買うべきか?」
このように、購入先やサイズ選びには多くの選択肢があり、間違った買い方をしてしまうと、手数料で大きく損をしたり、将来売却する際に思わぬ税金がかかったりするリスクがあります。
この記事では、私自身が徹底的に調査した内容をもとに、初心者の方が後悔しないための「賢い金の買い方」と「おすすめの購入先」を分かりやすく解説します。
チェックポイント
・田中貴金属や三菱マテリアルなど大手地金商の特徴と信頼性の違い
・100g単位の購入時に発生する手数料(バーチャージ)の価格差シミュレーション
・将来の売却を見据えた税金対策としての小分け購入のメリット
・購入した金インゴットを安全に管理するための保管方法の選択肢
金のインゴットはどこで買うのが安心か
金のインゴットを購入する場所はいくつかありますが、どこで買っても同じというわけではありません。特に金は「信用」そのものが価値を持つ資産ですから、購入先の信頼性は非常に重要です。ここでは、信頼できる大手地金商の特徴や、見落としがちな手数料の違いについて具体的に見ていきましょう。
田中貴金属や三菱マテリアルの特徴

金をどこで買うか迷ったとき、まず間違いのない選択肢として名前が挙がるのが田中貴金属工業や三菱マテリアルといった大手地金商ではないでしょうか。これらは日本の金市場における業界標準(スタンダード)とも言える存在で、圧倒的な安心感があります。
田中貴金属工業は、1885年創業の歴史を持ち、日本国内において「金と言えばタナカ」と言われるほどの強固なブランド力を持っています。ここの刻印が入ったインゴットを持っていれば、将来売却する際に「これはどこの金ですか?」と怪しまれることはまずありませんし、日本中どこの買取店でもスムーズに換金できます。また、三菱マテリアルは総合素材メーカーとしての高い技術力を背景に、金の精錬から販売、保管までを一貫して手掛けており、こちらも非常に信頼性が高いです。
両社とも、世界の金取引の中心であるロンドン地金市場協会(LBMA)の厳格な審査基準をクリアした認定企業です。そのため、品質は世界中で保証されており、初心者の方が「とにかく安心して購入したい」「将来、子供や孫に安心して引き継げる資産にしたい」と考えるなら、まずはこの2社を検討するのが鉄板の選択と言えるでしょう。
LBMA(ロンドン地金市場協会)認定とは?
LBMAの認定を受けたメーカーが製造するインゴットは「グッドデリバリーバー」と呼ばれ、世界中の市場で「品質の再検査なし」で取引が可能です。つまり、世界共通の通貨のような高い流動性を持つことを意味します。
日本マテリアルなら手数料が安い
一方で、コストパフォーマンスを最重視する投資家の方に圧倒的な支持を得ているのが日本マテリアルです。ここが注目されている最大の理由は、ずばり「手数料の安さ」にあります。
通常、金のインゴットを購入する際には、金そのものの価格とは別に「バーチャージ」と呼ばれる加工・流通手数料がかかることがあります。特に500g未満のサイズでは手数料が発生するのが一般的ですが、日本マテリアルはこの100gインゴットの手数料を無料にしていることが多いのです。
「手数料が無料だと、品質が劣るのではないか?」と心配される方もいるかもしれませんが、ご安心ください。日本マテリアルも前述したLBMAの認定企業であり、インゴットの純度や品質は田中貴金属や三菱マテリアルと全く同じ「99.99%(フォーナイン)」です。設備投資や広告費を抑える企業努力によって低コストを実現しているため、「同じ品質の金を買うなら、少しでも安く手に入れたい」と考える合理的判断ができる方には最適な選択肢となります。
徳力本店や百貨店で購入するメリット

歴史ある老舗で買いたいという方には、江戸時代(1727年)から続く日本最古級の地金商、徳力本店もおすすめです。神田に本店を構え、寺社仏閣の装飾なども手掛ける同社は、堅実な経営姿勢で知られており、対面での丁寧な対応を好むオールドファンや富裕層に根強い人気があります。
また、もっと身近な場所としては百貨店の宝飾品売り場でも購入が可能です。三越や高島屋、伊勢丹などには、田中貴金属などの特約店が入っていることが多く、普段のお買い物のついでに立ち寄れる利便性があります。特に外商とお付き合いがある方なら、他の買い物と合わせて決済できたり、自宅まで届けてもらえたりする場合もあるため、サービス面でのメリットが大きいと言えます。
百貨店で購入する場合、店舗によっては直営店とは異なる手数料が設定されているケースがあります。また、在庫状況も直営店より少ない場合があるため、事前に電話等で確認することをおすすめします。
100g購入時のバーチャージを比較

ここでは、実際に購入する際にかかる手数料(バーチャージ)について、数字を使って具体的に比較してみましょう。特に個人投資家に人気の高い100gバーの場合、業者によってコストが大きく異なります。
以下は、主要3社における100gインゴット1本あたりの手数料目安です。
| 購入先 | 100gあたりの手数料目安(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 田中貴金属工業 | 16,500円 | 業界標準価格。ブランド代とも言える。 |
| 三菱マテリアル | 8,250円 | 田中貴金属の半額設定。バランスが良い。 |
| 日本マテリアル | 無料(0円) | 圧倒的コスト安。複数本買うなら最強。 |
この差は、購入本数が増えるほど如実に現れます。
例えば、資産1,000万円分として「100gのバーを10本」購入する場合をシミュレーションしてみましょう。
- 田中貴金属の場合:16,500円 × 10本 = 165,000円の手数料
- 日本マテリアルの場合:0円 × 10本 = 0円
このように、同じ1kg分の金を買うだけでも、どこで買うかによって16万円以上の差が出ることがあります。もちろん、ブランド価値や安心感といった要素もあるため一概に「安ければ良い」とは言えませんが、このコスト構造を理解した上で選ぶことが、賢い投資の第一歩です。
偽物を避けるため正規店を選ぶ

最近はフリマアプリやネットオークション、あるいは個人の転売などで金のインゴットが出品されていますが、これらを利用するのは非常にリスクが高いです。なぜなら、「タングステン」という金属に厚い金メッキを施した精巧な偽物が出回っているからです。
金とタングステンは「比重」がほぼ同じであるため、手に持った重さや、簡易的な比重計ではプロでも見抜くことが困難です。本物かどうかを確かめるには、X線検査装置や超音波検査などの専門機器が必要になります。
「相場より少し安いから」といって安易に個人売買に手を出してしまうと、数百万円を支払って、中身がただのタングステンだったという取り返しのつかない事態になりかねません。
金投資において「相場より安い」という話は100%あり得ません。リスクを完全に排除する唯一の方法は、メーカー直営店や正規特約店で購入することです。ここだけは絶対に妥協しないでください。
金のインゴットをどこで買うかの判断基準
購入場所の候補が絞れたら、次は「どのように買うか」「買った後どうするか」という戦略を考える必要があります。金投資は「買って終わり」ではなく、売却して初めて利益が確定します。ここでは、税金や保管方法など、購入前に知っておくべき判断基準を解説します。
売却時の税金と5年ルールの活用
金を購入する際に忘れてはいけないのが、将来売却して利益が出たときにかかる税金のことです。個人が金を売って得た利益は「譲渡所得」として扱われ、給与所得などと合わせて総合課税の対象になります。
ただし、この譲渡所得には投資家に有利な2つのルールがあります。
- 特別控除50万円:売却益から年間50万円を差し引くことができます。つまり、利益が50万円以下であれば税金はかかりません。
- 長期譲渡(5年ルール):金の保有期間が5年を超えると、課税対象となる所得がさらに半分(1/2)になります。
例えば、売却益が100万円出た場合でも、5年以上保有していれば「(100万円 – 50万円)× 1/2 = 25万円」だけが課税対象となります。
このため、金投資は短期的な値上がり益を狙うよりも、5年以上じっくり保有して資産を守りつつ、税制優遇を受けるというスタンスの方が、結果的に手元に残るお金が多くなることが多いのです。
(出典:国税庁『No.3161 金地金の譲渡による所得』)
相続対策には小分け購入がおすすめ
将来、ご自身が築いた資産をお子さんやお孫さんに残したいと考えているなら、1kgの大きなバーをドカンと買うよりも、100gのバーを複数本購入する「小分け購入」が圧倒的におすすめです。
想像してみてください。もし1kgのバー(約1,300万円〜 ※相場による)を1本持っていたとして、それを3人の子供に相続させようとしたらどうなるでしょうか?
物理的に切断して分けることはできませんし、共有名義にすると売却時の手続きが煩雑になります。結局、一度換金して現金で分けることになりますが、その際に多額の売却益が発生し、所得税がかさんでしまう可能性があります。
その点、100gバーを10本持っていれば、「長男に3本、次男に3本、長女に4本」といった具合に、現物のままスムーズに分配できます。また、受け取った側も必要な時に必要な分だけ(例えば1本だけ)売却して現金化できるため、前述した「年間50万円の控除枠」を使いながら、数年にわたって計画的に節税売却をすることも可能になります。
マイナンバー確認と200万円の壁
「金を買うと税務署にバレるの?」と心配される方もいるかもしれません。これに関しては「200万円の壁」というキーワードを覚えておきましょう。
金を売却した際、一度の取引金額(買取金額)が200万円を超えると、買取業者は税務署に「支払調書」を提出する義務があります。これにより、税務署は「誰が、いつ、いくらで売ったか」を完全に把握します。
逆に言えば、売却額が200万円以下であれば支払調書は提出されません(※ただし、支払調書が出ないからといって申告しなくて良いわけではなく、利益が出ていれば確定申告は必須です)。
また、購入時に関しても、「犯罪による収益の移転防止に関する法律」に基づき、厳格な本人確認が義務付けられています。店頭で購入する際は、マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類が必ず必要になりますので、忘れずに持参しましょう。
200万円を超える現金を伴う取引の場合、業者は取引時確認記録を作成し7年間保存する義務があるため、匿名での購入は不可能です。
購入後の保管は貸金庫か自宅か

無事に金を購入できたとして、次に悩むのが「どこに置いておくか」という保管場所の問題です。大きく分けて「自宅保管」と「外部保管」の2つの選択肢があります。
自宅保管(タンス預金)
手元にある安心感はありますが、どうしても空き巣による盗難や、火災・紛失のリスクが伴います。自宅で保管する場合は、持ち去り防止機能のついた防盗金庫(床に固定するタイプなど)を導入するなど、十分なセキュリティ対策が必要です。
外部保管(銀行貸金庫・倉庫保管)
銀行の貸金庫や、地金商が提供する保管サービス(例:三菱マテリアルの「マイ・ゴールドパートナー」など)を利用すれば、セキュリティ面は万全です。
特に三菱マテリアルなどの保管サービスでは、預けた金を特定保管(混蔵寄託)してくれるプランもあり、万が一会社が倒産しても自分の金が確実に返還される仕組みが整っています。ただし、年間数千円から数万円の保管料がかかるケースが一般的です。
コストをかけずに手元に置くか(リスクあり)、コストを払って安全を買うか(リスクなし)。ご自身の住環境や防犯意識に合わせて選ぶことが大切です。
金のインゴットをどこで買うべきか総括
ここまで、購入場所や選び方、税金や保管のリスク管理について詳細に解説してきました。最後に、タイプ別の「金 インゴット どこで 買う」べきかの最適解をまとめておきます。
| あなたのタイプ | おすすめの購入先 | 選定理由 |
|---|---|---|
| 安心とブランド力、将来の流動性を最重視する方 | 田中貴金属工業三菱マテリアル | 圧倒的な知名度と信頼性。500g以上なら手数料も無料で、大口投資に最適。 |
| コスト重視で、将来の節税売却も考えたい方 | 日本マテリアル | 100gインゴットの手数料が無料。小分け購入におけるコストメリットが最強。 |
| 対面での相談や、歴史・格式を重んじる方 | 徳力本店百貨店(特約店) | 老舗ならではの安心感。外商などのサービスを活用したい方にも。 |
| 自宅に置くのが怖く、保管もプロに任せたい方 | 三菱マテリアル | 「マイ・ゴールドパートナー」等の保管サービスが充実しており、購入から管理まで完結できる。 |
金は決して安い買い物ではありません。だからこそ、目先の「買いやすさ」だけでなく、将来の「売りやすさ(出口戦略)」や「保管の安全性」まで考えて、ご自身に一番合った購入先を選んでくださいね。
※本記事の情報は執筆時点のものです。手数料やサービス内容は変更される可能性があるため、最終的な判断の際は各社の公式サイトをご確認ください。また、投資には価格変動リスクが伴いますので、ご自身の判断と責任において行ってください。